【 花 火 見 物 】 |
颯樹:うわぁ!またあがったよ、蒼仁! 大和:そうだな。 颯樹:ほら、あれなんか大助君みたいじゃない? 大和:笑 颯樹:あ、あれは和臣だ。あれは阿波さんみたい!!! 大和:お前の頭の中は、隊の事だけなんだな? 颯樹:そんな事ないよ!ほらほら、蒼仁!ちゃんと見てる!? 大和:ああ、見てるよ。おめぇのキラキラした顔をな。 颯樹:ちょ。ちょっと!!! 相模:・・・みんなで来てる事・・・忘れてるよな、あの二人。 九条:・・・。 甲斐:九条さん!なんとかしてくれよ!!あの二人!! 九条:俺に言うんじゃねぇ。 甲賀:なんで僕みたいな花火はないわけ? 甲斐:そこかよ!甲賀さん! 甲賀:だって、颯樹ちゃん僕の名前出さないし。生意気だよね。大和さんと欄干で二人だけで見ちゃってさ。 阿波:瞬、男の嫉妬は見苦しいぞ。 甲賀:じゃ。サガさんは見苦しいの筆頭になるわけだね。 相模:ああ!? 阿波:いや、別にそう言うつもりで言ったわけでは 美濃:まぁまぁ。仲良き事は美しきかな。思い合ってる者程、裏切られた時の反動は大きいものですよね。 紀伊:確かに。 美濃:さて、どうやって僕の手元に来させようか、そろそろ算段しないと。 紀伊:楽しそうですね、美濃さん。 美濃:ええ。とっても。 大和:ったく、ガタガタうるせぇ野郎共だな。少しは気ぃでも利かせてみろってんだよ。 颯樹:うわぁ!!!また上がった!!!! |
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