雪桜隊

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 ウ チ の 姫 に 手 ぇ 出 さ な い で く れ る ?
甲斐「なんだよ、お前ら!!ここは、雪桜隊の隊舎って知っての狼藉かよっ!!」
甲賀「甲斐君、ちょっと待った。」

敵「そこの女をすぐに引き渡してもらおうか。皇太子様より、すぐに捕縛せよとの厳命だ!」

甲賀「ふーん。颯樹ちゃん、何か心当たりは?」
颯樹「・・・。」
甲賀「・・・。」
甲斐「あるわけないだろうっ!!颯樹は、何も悪い事なんかしてねぇ!!」
阿波「突然に現れて『捕縛だ』と言われても、納得がいかん。』
紀伊「わざわざ、大将と副将が不在時を狙ったかのように来る段階で、どうかと思いますが?お二方には、すでにお話は通ってるんですか?」

敵「う、うるさい!!!お前ら、皇太子様の命令に背くつもりか!ならば、貴様らも全員、粛正するぞ!!」

甲賀「やれやれ…血気盛んだねぇ。僕、争い事って嫌いなんだよねぇ。」
甲斐「何、悠長な事言ってんだよ、甲賀さん!!」
阿波「どうする、甲賀?大和さんも九条さんもいない今は、お前がここ預かりになるんだぞ。」
甲賀「そうだねぇ・・・。」

敵「な、何をごちゃごちゃ言ってる!!」
敵「あれって、人斬り甲賀だろう?」(ざわざわ)


甲賀「(ふーん。)んじゃ、殺れるもんなら、殺ってみなよ。ただし、命の保証はしないよ?」
阿波「そうだな。我ら、雪桜隊に刃を向けると言う事は、そう言う事になるな。」

紀伊「伊勢君、何もしてないなら、堂々としてろ。甲賀に任せておけば、大丈夫だ。伊達に弐番隊の隊長をしてる訳じゃない。」
颯樹「・・・紀伊さん。」
 




修正 2001/02/01
※こちら記載されております内容は、全てフィクションです。

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