【 カップリングなりきり50の質問】  
 1 あなたの名前を教えてください 甲賀:雪 桜 隊 弐 番 隊 隊 長、甲 賀 瞬(こうが しゅん)
伊勢:雪 桜 隊 壱 番 隊 副 長の伊 勢 颯 樹(いせ さつき)です。
 2 年齢は? 甲賀:23
伊勢:20才です。
 3 性別は? 甲賀:はぁ…なんか、コレって面倒くさいよね。なんでこんな質問されないといけないのかな?見れば分かると思うんだけど。そう思わない?颯樹ちゃん。
伊勢:それはそうですけど、一応承諾した訳ですし。やらないと。
甲賀:だってさ、これでもし僕が「女」ですって答えたら、どうなるんだろうね。
伊勢:まず信用されませんね。どう見ても男性ですし。
甲賀:ほら、やっぱりそうだよね?わざわざ質問してくる意図が理解できないよ。
伊勢:…はぁ。
甲賀:何?そのため息。
伊勢:いえ、別に。私は女で、甲賀さんは男性です。
 4 貴方の性格は? 甲賀:僕の性格?温厚。
伊勢:…。
甲賀:僕なんて、雪桜隊のメンバーの中じゃ、温厚な方だよ。誰かさんみたいに、すぐに「ぶっ殺す!」なんて怒鳴らないし。
伊勢:それは甲賀さんが、九条さんの大事な物を壊したりするからですよ。
甲賀:そんな事ないよ。僕だけじゃないし。甲斐君とかサガさんの方が、よっぽど言われ慣れてると思うよ。
伊勢:…九条さんに同情します。
甲賀:えー何それ。
伊勢:私の性格は、比較的真面目な方だと思います。
 5 相手の性格は? 甲賀:負けず嫌い、強がり、意地っ張り、頑固、泣き虫、甘え下手、几帳面、潔癖症、鈍感、ああこれは事に自分に関してだけだね。後は…
伊勢:ちょっと待って下さい。随分と酷い言われような気がします。
甲賀:えーそうかなぁ?それだけ颯樹の事を見てるって証拠じゃない。まだ、言えるよ。統率力があって、物事を冷静に判断出来るし、先を見通す事も、計略の計算も速いよね。それと、感情を必要に応じて切る事も出来るし。後は、八方美人かな。
伊勢:八方美人…ですか?
甲賀:うん。誰にでも優しくし過ぎ。僕にだけなら、大歓迎なんだけど。
伊勢:そう言うつもりではないのですが…。
甲賀:まぁ、そう言う所を全てひっくるめて、かわいい性格だよ♪
伊勢:今更そんな事を言われても、素直に喜べません。
甲賀:僕は?僕は?
伊勢:さっきまでやる気なかったんじゃなかったんですか?
甲賀:それはさっきでしょ。今は、やる気が出ただけ。で?僕の性格は?
伊勢:とんでもなく我が儘で、意地悪で、気まぐれで、子供みたいにすぐに機嫌悪くなったり、良くなったりして、本当につかみ所がない人。
甲賀:うん、正解だね(にっこり)
伊勢:って以前は思っていたんですけど、すごく優しくて、頼りになります。いつも大きく包み込んでくれるような、懐の大きさを感じます。そうですね、才色兼備って言葉が一番しっくり来ると思います。
甲賀:颯樹ちゃん…。 
 6 二人の出会いはいつ?どこで? 甲賀:雪桜隊の隊舎でだよね?
伊勢:はい。竹千隊から移動になった日です。
甲賀:僕は違うよ。
伊勢:え?
甲賀:大和さんが颯樹ちゃんの事を連れて来た日に、見かけたよ。
伊勢:あの隠れた気配は、甲賀さんだったんですか。
甲賀:さすが颯樹ちゃんだね。気付いていたんだ。
伊勢:殺気は隠されてなかったですから。
甲賀:そうだね。あの時は、殺してやろうと思ってたからね。あははは。
伊勢:…。
 7 相手の第一印象は? 伊勢:恐怖感。
甲賀:油断ならない奴。 
 8 相手のどんなところが好き? 伊勢:え!?そんな事を答えるんですか?
甲賀:そうだよ。この後はずっとこんな感じだしね。
伊勢:…それでやる気が出た訳ですか。
甲賀:ピンポーン♪正解。じゃ、颯樹ちゃんから答えて。
伊勢:わ、私ですか…。えっと…良い所も悪い所も全てひっくるめて甲賀さんですから、全てがお慕いしてます。
甲賀:うん、良い子だね。後で、ご褒美あげないとね。
伊勢:…。
甲賀:そうだなぁ…僕が颯樹ちゃんの好きな所か。やっぱり、顔かな。
伊勢:顔ですか!?
甲賀:嘘だよ。颯樹ちゃんだから好きに決まってるじゃない。
 9 相手のどんなところが嫌い? 甲賀:僕はないよ。
伊勢:私も嫌いまで行くのはありません。
甲賀:ってことは、その手前までのはあるって事だよね?何?
伊勢:何って…すごく意地が悪い時があるので、その時は本当に困る時があります。後、みなさんの前でも、抱きついて来たり…そのキスしてきたりするのは、ちょっと…。
甲賀:なんで?別に恋仲なんだから、誰も何も思わないって。
伊勢:(いや、それは甲賀さんの中だけですから。)
甲賀:僕は気にしないけどなぁ?他人がどうこうしていようと。
伊勢:…そうですね。甲賀さんなら、気になさらないでしょうね。
甲賀:何か引っかかる言い方だなぁ。
 10 貴方と相手の相性はいいと思う? 甲賀:そうだね。仕事の相性も、恋仲としても相性も、夜の相性も全てパーフェクトなんじゃないかな。ね?
伊勢:…確かに、甲賀さんとのお仕事はとても、やりやすいです。
甲賀:恋仲としては?
伊勢:良いと思います。
甲賀:夜は?
伊勢:…よ、よくわかりません!!!
甲賀:あはははは。可愛いなぁ、颯樹ちゃん♪顔が真っ赤だよ。 
 11 相手のことを何で呼んでる? 甲賀:颯樹ちゃんとか、さっちゃんとか。たまに、君とかかな。
伊勢:お仕事中は甲賀隊長です。仕事でない時は、甲賀さんです。
 12 相手に何て呼ばれたい? 甲賀:瞬。何回も、呼んでって頼んでいるのに、絶対に呼んでくれないよね。
伊勢:そんな隊長に向かって、名前で呼ぶなんて、恐れ多いです。
甲賀:大和さんの事は、名前で呼ぶくせに。
伊勢:それは、昔の知り合いで…その昔の癖がたまに出てしまうだけで。
甲賀:じゃ、僕の事だって「瞬」って呼べるよね?恋仲に隊長とか関係ないと思うんだけど?別に仕事じゃないんだから。
伊勢:…恥ずかしいんです。それに公私混同してしまいそうで、私。
甲賀:…。
伊勢:…甲賀さん?

※ガバッ!(←甲賀が颯樹に抱きつきました。)

甲賀:あーやっぱり可愛い過ぎ♪颯樹ちゃん、どうしようもないよ!可愛くて仕方ない!!! 
 13 相手を動物に例えたら何? 甲賀:うーん、颯樹ちゃんを動物にかぁ。そうだねぇ…猫かな?
伊勢:猫ですか?
甲賀:うん。警戒心があるんだけど、警戒心解いた人にはちゃんと触らせてくれるでしょ?
伊勢:私は猫みたいに気まぐれじゃないです。
甲賀:そうだけど、仕事してる時とかも臨機応変に頭の回転早いからね。狙った獲物は絶対に諦めないし。
伊勢:…確かに。返す言葉もありません。ところで、この状態のままで続けるのですか?
甲賀:何か問題ある?
伊勢:問題と言うか…もう、いいです。
甲賀:そっ♪颯樹ちゃんから見た、僕は?
伊勢:甲賀さんは、猛禽類ですね。
甲賀:猛禽類って、鷹とか鷲とか?
伊勢:はい。常に、皆さんよりも数歩先から物事を見てるので。それと、狙った物は確実に仕留めないと気が済まないですしね。俊敏さも気配消し方とかも似てますし。気がついたら、どこかに飛んで行ってしまう所なんか、特に。くすくす。
甲賀:ふーん、颯樹ちゃんにはそう言う風に見えてるんだ。僕は、犬だと思うんだけどなぁ。
伊勢:犬は、葵君とかですよ。
甲賀:えーあの忍が犬!?じゃ、大和さんは?
伊勢:シロクマ。
甲賀:ああ…なんとなく、分かる。
 14 相手にプレゼントをあげるとしたら何をあげる? 甲賀:颯樹ちゃんは、簪が好きだから、簪かな。
伊勢:甲賀さんって物に執着がないので、何か上げたものと言うと、普段に着て頂く着物くらいしか差し上げた事ないです。
甲賀:そうそう。大和さんでも、貰った事のない颯樹ちゃんの手作りの着物なんだよねー。
伊勢:はい。生まれて初めて誰かに差し上げましたから。
甲賀:ふふん♪ 
15 プレゼントをもらうとしたら何がほしい?  甲賀:颯樹ちゃん♪
伊勢:私はもう甲賀さんの物ですから、他にあげれる物なんてありませんよ?
甲賀:颯樹ちゃんって、天然で本当に恐ろしい事言うよね。
伊勢:へ?
甲賀:なんだろう、僕への試練なのかな。これで今夜は我慢しろって?酷くない、それって。
伊勢:甲賀さん、言ってる意味がわからないんですけど。
甲賀:そんな天然な所も、大好きだよ。
伊勢:? 
 16 相手に対して不満はある?それはどんなこと? 甲賀:今、まさに。天然な所。
伊勢:え!?甲賀さんを不快にさせてしまってますか!?すみません。
甲賀:いや、いいんだよ。不満ではあるんだけど、そんな颯樹ちゃんが好きだから。
伊勢:ありがとうございます。
甲賀:颯樹ちゃんはもちろん、僕に不満なんてないよね?
伊勢:…。
甲賀:何?まさか、あるの?
伊勢:い、いいえ…まったく、全然、ありません。はい。
甲賀:らしいよ。じゃ、次の質問いこうか♪
伊勢:(今のって完全に笑顔で脅迫だよね。) 
 17 貴方の癖って何? 甲賀:僕の癖?なんだろう?颯樹ちゃん、僕って何か癖があるかな?
伊勢:剣術の癖ならわかりますけど、私生活での癖と言うのは…特にないと思いますね。
甲賀:だよね。
伊勢:私は、癖と言うか習慣で日の出前に目が覚める事です。 
 18 相手の癖って何? 甲賀:照れると、瞬きが重くなって俯くね。すっごい色っぽくて、僕は大好き。
伊勢:甲賀さんの癖は、仕事に支障が出る場合はあるので、言えません。すみませんです。
甲賀:颯樹ちゃん。別に相手に癖がばれたくらいじゃ、僕はやられないよ?
伊勢:でも、甲賀さんが努力してる事ですから。
甲賀:颯樹ちゃん、知ってたの?
伊勢:(にこ) 
 19 相手のすること(癖など)でされて嫌なことは? 伊勢:先程もお話しましたが、皆さんの前で抱きついたり、キスして来たりすることです。たまに強要される事もあります。
甲賀:まっさきに言ったね。そんなに嫌?僕は楽しいんだけどなぁ。
伊勢:嫌に決まってます!本当に恥ずかしいんですよ!!
甲賀:いいじゃない。ああ、あそこの二人は本当に円満なんだなぁって思わせておけば。
伊勢:それとこれとは話しが別です!
甲賀:牽制の意味もあるから、我慢してね。
伊勢:意味がわからないです!!甲賀さん!! 
 20 貴方のすること(癖など)で相手が怒ることは何? 甲賀:ないかな?
伊勢:これだけ言って、ないとおっしゃりますか…。
甲賀:だって別に怒ってるわけじゃないし。
伊勢:それはそうですけど。
甲賀:僕はあるけどね。
伊勢:え!?
甲賀:誰にでも、話しかけて、誰にでもそのかわいい笑顔を見せまくってる事。本当に、心の底からそう言う現場を見た時は、苛つくよ。
伊勢:だ、だって。普通に話してるだけじゃないですか。
甲賀:だったらさ。これからはこうーやって、眉間に皺を寄せて話してよ。だったら、他の人と話していても我慢出来るから。
伊勢:難しい事を言わないでください。
甲賀:独占欲の強い僕に見初められた段階で、諦めるんだね。 
 21 二人はどこまでの関係? 甲賀:知らないところはない関係。
伊勢:…。 
 22 二人の初デートはどこ? 甲賀:初デート?…夜中の近江屋さんの襲撃?
伊勢:あれは仕事ですから。
甲賀:でも、あの仕事って初めて二人だけで実行した仕事だよね。
伊勢:そうです。「仕事」です。初デートって、裏庭じゃないですか?
甲賀:あーそう言えば、いつもそこで会ってたかもね。 
 23 その時の二人の雰囲気は? 甲賀:普通。
伊勢:何も変わらないですよね。 
 24 その時どこまで進んだ? 甲賀:進む?あそこの廊下は、隊士が結構通るからね。何も出来ないよね。
伊勢:…しました。
甲賀:そうだっけ?
伊勢:はい。おでこにキスされました。
甲賀:あー…?
伊勢:忘れてるなら、結構です。 
 25 よく行くデートスポットは? 甲賀:街見物かな?
伊勢:そうですね。
甲賀:後は、颯樹ちゃんの部屋だったり、僕の部屋だったり。あ、隊舎の屋根の上も結構の頻度で使ってるよね。
伊勢:言われてみれば、そうですね。 
 26 相手の誕生日。どう演出する? 甲賀:特別サービス♪
伊勢:甲賀さんのしたいように…。 
 27 告白はどちらから? 甲賀:あれは僕からになるよね?
伊勢:…おそらく。 
 28 相手のことを、どれくらい好き? 甲賀:いーっぱい、いーっぱい、いーーーーーっぱい、大好き♪
伊勢:私も、甲賀さんのことが大好きです。 
 29 では、愛してる? 甲賀:それは、戦いが終わるまでは言わない約束してるから、ごめんね。
伊勢:いえ。私もそう思いますし。 
 30 言われると弱い相手の一言は? 甲賀:涙目で「甲賀さん」って言われると、素直に言う事きいてしまうな。
伊勢:颯樹って呼び捨てにされると、思考が止まります。心臓も止まりますから、本当に身体に悪いです。
甲賀:あははは。そうなんだ♪じゃ、たま〜に呼ぼう♪いつも呼んだら、それが日常になって面白くなくなっちゃうからね。
伊勢:私で遊ばないで下さい。
甲賀:遊んでないよ。僕なりの愛情表現だと思って、諦めて。 
 31 相手に浮気の疑惑が! どうする? 甲賀:瞬殺。
伊勢:…え?
甲賀:もちろん、颯樹ちゃんをね。
伊勢:はい?
甲賀:だって、僕が手をかければ、浮気相手も、もう颯樹ちゃんには会えない。でも、颯樹ちゃんの最後は僕が手にしてるから、永遠に一緒になれる。
伊勢:それは、甲賀さんも死ぬって事ですか?
甲賀:大和さんがいる限りは、肉体を殺す事は出来ないけど…精神的には死ぬだろうね。颯樹ちゃんは、もしも僕が浮気していたら、どうする?やっぱり、殺す?
伊勢:身を引きます。
甲賀:え!?なんで!?
伊勢:甲賀さんが浮気をする事はないと思います。浮気ではなくて、心代わりされた時だと思いますから。私は身を引きます。
甲賀:大丈夫だよ、颯樹ちゃん。僕、颯樹ちゃん以外の女の人って、顔を覚える事も出来ないくらいだから。僕には颯樹ちゃんだけが特別な存在なんだよ。
伊勢:甲賀さん…。 
 32 浮気を許せる? 甲賀:うん、許せる。
伊勢:…すごい嘘くさいです。
甲賀:なんで?最終的に僕の所に戻ってくるんでしょ?いいよ、浮気くらい。
伊勢:しません。
甲賀:うん。しないってわかってるから、言える事だと思うしね。颯樹ちゃんは、もしも僕が浮気したらどうする?
伊勢:取り返します。
甲賀:うわぁお。颯樹ちゃんって、過激♪ 
 33 相手がデートに1時間遅れた! どうする? 甲賀:何かあったのか、探しに行くに決まってる。
伊勢:そうですね。 
 34 相手の身体の一部で一番好きなのはどこ? 甲賀:…全部。颯樹ちゃんを構成してる全てが好き。
伊勢:私は甲賀さんの手が好きです。とっても器用で、柔らかくしなやかな手が好きです。 
 35 相手の色っぽい仕種ってどんなの? 甲賀:恥じらって笑う時かな。
伊勢:首を傾げる時と、流し目をする時は、心臓が飛び跳ねます。
甲賀:へぇ…それは良い事を聞いたな。 
 36 二人でいてドキっとするのはどんな時? 伊勢:いつもです。
甲賀:僕も。
伊勢:えーいつもと変わらない感じがしますけど。
甲賀:何言ってるの。今だって、ほら。

※甲賀の胸に伊勢の手を乗せる

伊勢:は、早いです。
甲賀:(苦笑)颯樹ちゃんがいるだけで、僕の心臓はいつもこんな感じだよ。そのうち、壊れちゃうんじゃないか、心配だよ。 
 37 相手に嘘をつける? 嘘はうまい? 甲賀:嘘か。職業がらつける。でも、時間が経過すれば颯樹ちゃんが、勘を働かせて嘘を見抜いてくるから、颯樹ちゃん限定で、嘘は下手かな。
伊勢:私は、嘘をつくのは、上手な方だと思います。
甲賀:そうだろうね。
伊勢:すみません。
甲賀:いいんだよ。言いたくない過去があるのだから、僕は聞かない。 
 38 何をしている時が一番幸せ? 甲賀:二人でいれば、どこにいても幸せ。
伊勢:はい。最近は同じ仕事をする時とかも、前には感じなかった嬉しさを感じます。なので、甲賀さんが大和さんに着いて護衛の仕事が入って、長い期間隊舎を空けるときは、とても淋しいです。
甲賀:僕も、同じ事思ってた。淋しいと言うよりも、心配で。君が無茶しないか。それと、僕がいない間に、泥棒猫が侵入しないかとか。
伊勢:猫ですか?今までなかったですよ?
甲賀:海育ちの盗みのプロがいるでしょ?
伊勢:ああ、和泉大将ですか?そう言えば、よくいらっしゃいますね。淋しいだろうからと、色々な所に連れ出して下さいますよ。
甲賀:…やっぱり。 
 39 ケンカをしたことがある? 甲賀:結構やるよね。
伊勢:そうですね。 
 40 どんなケンカをするの? 甲賀:どんなって…犬も食わないってやつ?
伊勢:…そうかと。 
 41 どうやって仲直りするの? 甲賀:なんとなく。気付いたら元に戻ってる感じかな?
伊勢:そうですね。喧嘩しても、どうしても仕事は一緒になりがちですから、喧嘩していた事なんて忘れてしまいますよね。 
 42 生まれ変わっても恋人になりたい? 甲賀:もちろん。
伊勢:はい。 
 43 「愛されているなぁ」と感じるのはどんな時? 甲賀:僕が帰って来た時に、嬉しそうに玄関に迎えに来てくれる時とか。色々。
伊勢:何気なく抱きしめて下さる時とか、優しい声で話しを聞いて下さる時。 
 44 「もしかして愛されていないんじゃ…」と感じるのはどんな時? 甲賀:仕事最優先にする時かな。
伊勢:すみません…公私混同するなと九条さんからきつく言われているので。
甲賀:まったく、あの人も往生際が悪いんだよね。
伊勢:え?
甲賀:ああ、こっちの話し。颯樹ちゃんは、僕に愛されてないって思う時ある?
伊勢:ないです。
甲賀:よく言えました♪ 
 45 貴方の愛の表現方法はどんなの? 甲賀:言葉と身体と、周りへの牽制と、私闘。
伊勢:私闘は九条さんにばれたら、怒られますよ。
甲賀:その九条さんともやったから、大丈夫。
伊勢:はい?!
甲賀:颯樹ちゃんの愛情表現は、可愛いよね。
伊勢:どう表現して良いか分からないので…。伝わってるか、不安な時があります。
甲賀:大丈夫。必死に伝えようとしているのは、心に来てるから、安心して。 
 46 もし死ぬなら相手より先がいい? 後がいい? 甲賀:後かな。
伊勢:え?
甲賀:君の最後を看取ってから、僕は死ぬから。
伊勢:私は、同時がいいと思ったんですけど。ダメですか?
甲賀:ダメだね。だって、刺しどころが良くて、復活されたら嫌じゃない。
伊勢:甲賀さんに限って、刺し所が良いなんて、あり得ないと思いますけど。
甲賀:僕が先に逝くような事は絶対にしない。君を数秒でも一人にする事を僕が許せないから。 
 47 二人の間に隠し事はある? 甲賀:そりゃ、色々とあるでしょ。
伊勢:そうですね。 
 48 貴方のコンプレックスは何? 伊勢:甲賀さんです。
甲賀:僕?
伊勢:均整の取れた身体付きに、この美貌。声だって、優しい時の声は、きっと女性なら誰でも惚れて仕舞います。剣技もお上手で、コンプレックスの固まりです。
甲賀:僕のコンプレックスは、大和さんかな。
伊勢:大和さんですか?
甲賀:うん。憧れてる分、そう感じる時がある。特に君を挟むとね。
伊勢:?
甲賀:颯樹ちゃんは気付かなくていいの。僕がかっこ悪いから。
 49 二人の仲は周りの人に公認? 極秘? 甲賀:公認に決まってるでしょ。
伊勢:雪桜隊内で…ですけどね。
甲賀:別に他の部隊に、言う必要もないしね。 
 50 二人の愛は永遠だと思う? 甲賀:永遠なんてものは、存在しないよ。だから、違うと思う。
伊勢:え。
甲賀:僕達は生きてるんだから、いずれは終わりが来る。僕は死んでも君を離すつもりはないけど、死んだ事がないんだから、本当に離れないでいれるかなんて、保証はどこにもないでしょ?ずっと愛し合っている事も然り。
伊勢:でも生きてる間だけでも、永遠でいたいと思います。
甲賀:嫌だね。
伊勢:…そうですか。
甲賀:僕達は生きてる人間。不変なんかつまらないだろう?毎日、毎時間、どんどん新しい愛が生まれてるんだから。同じ愛が永遠に続くなんて事はないよ。常に新しい愛が始まってるんだから。昨日までの颯樹ちゃんを好きな時よりも、もっと今日の方が颯樹ちゃんの事が好きになってるしね。
伊勢:…さすが、甲賀さんですね。
甲賀:これが僕の考え。颯樹ちゃんは?
伊勢:私は、永遠は信じません。でも、ずっと一緒にいたいと言う願いは、常にあります。その願いは、神に祈るものでもないし、甲賀さんにだけお願いするものではないです。私もその願いを叶える為に、手段を選ぶつもりはありません。いつまでも、一緒に生きたいと思ってます。
甲賀:颯樹ちゃん…ありがとう。こんな僕だけど、これからもよろしくね。
伊勢:いえ、こちらこそ。離れてくれって頼まれても、離れる気はありませんから。
甲賀:僕も。

※ちゅっ♪
 


後書き 〜 言い訳 〜
 
ここまで読んでくださり
心より深くお礼申し上げます。


文章表現・誤字脱字などございましたら
深くお詫び申し上げます。
 

掲載日  2011.02.25
再掲載 2012.02.02
イリュジオン


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※こちら記載されております内容は、全てフィクションです。